症状
- 口が大きく開かない(歯の治療のときにあまり口が開かない)
- 顎関節のあたりで音がする(ガクガク、ミシミシ、ジャリジャリ、パキパキ)
- 耳鳴りがする
●顎関節症に付随して起こる症状
- 歯が痛む(虫歯がない歯でも)
- 歯がしみる
- 歯の詰め物がよくはずれる
- 肩こり
- 歯周病が悪化する
- 頭痛
- めまい
- うつ
- 耳鳴り
- 精神不安
●顎関節症に付随して起こる症状
が考えられます。
*お⼦さんでも同じようなことが起こっています。
ただしお⼦さんの場合は、アゴの⾻と顔の⾻をも含め変形して成⻑を遂げます。
アゴのかみ合わせがずれたお⼦さんでは、成⼈してからいろんなからだの症状を訴えることが多くなります。
20歳以降に表れる⽅もいれば、10代前半からなんとなく体調が優れなかったりするようです。
問診、視診、筋⾁の触診、レントゲンやCT撮影、顎運動解析検査、モアレ式体型観察撮影装置による検査をして顎の関節に問題がないか、体のバランスのずれがないかなどを診査し、⼤まかの治療⽅針を決定します。
(保険治療のみで治療を希望される場合は、姿勢や癖の指導になります。)
⽇常⽣活の姿勢の癖を注意して⽣活していただくことや、種々のスプリント療法やテンプレート療法が必要になります。
顎の位置が本来あるべき位置からずれてしまって⻭がかみ合ってしまっていますので、顎を本来の位置に戻したときに⻭がかみ合わなくなります。
よって、スプリントやテンプレートをはずすとまた再発するということです。このずれの分を修正する⽅法が矯正治療だったり、かぶせ⻭にてのバランス調整になります。
【検査・処置内容等については上記の治療プロトコルご参照されてください。】
⻭が⽋損しておられる場合は、インプラントやブリッジ、義⻭で補うという選択肢になります(*義⻭では、ずれてしまった顎のずれを⽀えにくく再発しやすいです)
これ以外では、他のところに⻭があられる場合、全体的に⻭を分散する形で移植してバランスを取ることもあります。
スプリント療法とは顎関節症の治療⽅法の⼀つです。これは、顎関節症の全般的症状の改善に使われ、素材は半透明のアクリル樹脂を使⽤した素材で、患者さん⼀⼈ひとりの⻭型にあわせた「スプリント」を作製します。
スプリントの装着によって、深く噛んだ時に関節に伝わる⼒が緩和され、関節や周りの筋⾁にかかる負担を軽減します。
さらに就寝時の⻭ぎしりや⾷いしばり等の負担も軽減することができ、顎関節症の初期にはスプリント療法をおすすめしています。
¥55,000(税込)
治療期間:治療にかかる期間は個々⼈で、また症状により期間は異なりますが、3か⽉程度で症状が軽くなっていきます。
<治療等の主なリスク、副作用について>
セット後、⼀次的に症状が悪化したようになる時期があります。この時期に調整をしておかないと体調がすぐれないなどのリスクがあります。また、顎がずれている⽅ほど調整によってかみ合う位置が不安定になります。
※スプリント療法の治療で⽤いる矯正装置の素材は、医薬品医療機器等法上の承認は得ておりません。
また、同⼀の性能を有する他の国内承認医薬品等はありません。
スプリント療法でも改善が難しい顎関節症の症状やカラダのバランスまで治療する場合は、テンプレート療法を⽤いて治療に当たることがあります。テンプレート療法では、頚椎症やめまい、⽿鳴りなど全⾝のバランス異常からくる頭痛など通常では治療が難しいような⽅の治療が可能な場合があります。
¥110,000(税込)
治療期間:治療にかかる期間は個々人で、また症状により期間は異なりますが、3か月程度で症状が軽くなっていきます。
<治療等の主なリスク、副作用について>
セット後、⼀次的に症状が悪化したようになる時期があります。この時期に調整をしておかないと体調がすぐれないなどのリスクがあります。また、顎がずれている⽅ほど調整によってかみ合う位置が不安定になります。
※テンプレート療法の治療で⽤いる矯正装置の素材は、医薬品医療機器等法上の承認は得ておりません。
また、同⼀の性能を有する他の国内承認医薬品等はありません。
全国に顎関節症で悩んでおられる⽅がおられます。
⻭科医師にとって顎関節症の治療は、頭を悩ます難題です。
顎関節症は、いろんな体調不良に関与しています。
体調不良の程度は、⼈それぞれさまざまですが、テンプレート療法のページにありますような症状と関連があると考えられています。
顎関節症でお悩みの⽅は、当院までお気軽にご相談ください。